iDeCoのデメリットと注意点は?

2020/08/30

iDeCoは原則として60歳になるまでの払い出し・引出し不可

iDeCoについて銀行の定期預金や証券会社の投資信託と同じように捉える人も多いですが、1つ注意点を挙げておきたいと思います。
iDeCoに加入すると、原則として60歳になるまでの間は払い出し・引出しは不可となります。
つまり、1度加入契約をしたら解約することはできないものと認識しておくことです。

iDeCoから企業DCへの移換や企業DCからiDeCoへの移行、金融機関の変更を行う場合にも、原則として中途での解約はできないので注意が必要です。

ただし、例外的なケースとして、加入期間中に本人が死亡した場合、または高度障害状態になった場合など、今後の継続が困難な理由が明確であれば解約は可能です。
それ以外の理由で、脱会・解約が認められるケースはほとんどありません。
「iDeCoの毎月の積立金が支払えなくなった」そのような事態にならないように、iDeCoの月々の掛け金は生活に支障のない範囲の金額にとどめることです。

万が一、iDeCoの加入中に毎月の積立金を支払えなくなった場合は、停止することは可能です。
停止する場合は、iDeCoの取引をしている金融機関のコールセンターに連絡しましょう。
停止にともなう手続きが必要になりますが、その手順についても詳しく説明を受けて、手順通りに従いましょう。

毎月の掛け金が払えなくなった場合は、金額を変更することも可能です。
ただし、掛け金の金額は1年に1回のみの変更となります。
iDeCoの月々の掛け金を最低ラインである5000円に設定している場合は、これ以上は掛け金を減らすことはできません。その場合は、掛け金の支払いをしばらく停止するという選択肢になります。


iDeCoの運用実績が明らかになっていない

iDeCo (個人型確定拠出年金)の制度がスタートしてからまだ日が浅いため、運用実績がどのようになっているのか、あまり明確にされていないのが現状です。
運用する金融商品の選び方によっては、運用益が高くなる場合もありますが、そうではないものも出てきます。

地道に少しずつでも資産を増やすなら貯蓄性の高い元本確保型が適していますが、60歳まで引出しができないのなら、銀行の定期預金に預けた方がいいのでは?という見方もあります。
iDeCoは加入年齢が遅ければ遅いほど、給付額があまり増えないのが難点です。

iDeCoで運用する口座は1つしか作ることができないので、金融機関選びは慎重に行う必要があります。
途中で金融機関を変更可能ですが、そのための手続きに時間がかかる場合があります。

-iDeCoに関する基礎知識