iDeCoと中退共の違いとは?

2020/08/20

iDeCoを始める前に! 中退共(中小企業退職金共済)と比較

iDeCo (個人型確定拠出年金)は、中退共(中小企業退職金共済)ともよく比較されますが、それぞれの特徴の違いは下記の通りです。

中退共(中小企業退職金共済)とはどんな制度?



現在、中退共(中小企業退職金共済)の加入者は全国で約340万人、その名の鳥中小企業に勤務する人のための退職金共済制度です。月々の掛け金は、事業者側が全額を負担するので、勤務者の負担はゼロで済みます。
中小企業向けの退職金の積立制度であり、退職時に退職金として受け取る方法と定期的に分割で年金形式で受け取る方法、併用で受け取ることも可能です。
もちろん、この受取り方法の仕組みは、iDeCo (個人型確定拠出年金)も同じです。

中退共に加入できる人・できない人は?



中退共に加入できるのは、中小企業に勤務する従業員であり、役員や事業主は加入不可です。

中退共の月々の掛け金はいくらから?



中退共の月々の掛け金の額は、最低5000円、上限は3万円です。国の助成制度により、中退共に新たに加入後は4ヶ月間から掛け金の2分の1に相当する金額について、国からの助成が受けられる仕組みです。
iDeCoの月々の掛け金は、本人が加入する年金のタイプにより、格差が生じます。
国民年金の第1号被保険者(自営業者・被扶養者でない無職の人など)は、月々の掛け金の限度額は68000円・年間で816000円です。
ただし、この金額は、国民年金基金や付加年金との合算した額になります。
国民年金第2号被保険者(会社員など)の場合は、月々の掛け金は2.3万円、年間で27.6万円が上限です。

中退共のメリットは?



中退共のメリットは、中小企業に勤務している人が今後転職する場合、過去の掛け金と納付月数について通算ができることです。掛け金がムダになる心配がないので、その点は安心です。


iDeCoは中退共と併用できるって本当?

結論から言えば、iDeCoは中退共との併用が可能です。
「中小企業で長年頑張って働いてきたけど、中退共だけだと老後が不安。自営業者ではないから国民年金基金にも入れないし。」そんな不安を解消するのがiDeCo (個人型確定拠出年金)です。
年齢による加入条件を満たしていれば、60歳になるまでの間にいつでもiDeCoに加入できます。

iDeCoは個人年金保険や国民年金基金よりも月々の掛け金がリーズナブルなので、生活に支障をきたす心配もなくて済みます。
ただし、例外的に併用が不可とされる可能性もありますので、iDeCoとの併用については事前に相談しておくことをおすすめします。

-iDeCoに関する基礎知識