待機電力をムダに消費しないこと!スイッチ付きのタップも効果的

待機電力をムダに消費しないこと!スイッチ付きのタップも効果的

2019/03/26

電源プラグを抜くだけでも大きな節電対策

わたしたちはふだん数多くの家電製品に囲まれて日々暮らしています。テレビ・冷蔵庫・エアコン・ファンヒーター・ステレオなど大きい家電製品もあれば、ミキサーやジューサー、コーヒーメーカーなどの小さな家電製品もあります。

電気代を節約しようと思えば、こまめに電源プラグを抜くことで消費電力を大幅に抑えることができます。
エアコンを使わない時期は、電源プラグを抜いておくこと、ビデオやDVDを見る時だけ電源を入れて、ふだんは外しておくと良いでしょう。たったそれだけのことでも、消費電力が抑えられるので、これなら誰でも無理なくできます。しかし、しばらく家を空けるからといって、冷蔵庫の電源まで抜く必要はありません。

一般家庭で小消費される電気量のうち、5~6%は待機電力によるものです。つまり、エアコンをとくに使う時期でもないのに、ずっと電源プラグを差し込んだままにしておくと、それだけで電力のムダ遣いになってしまうのです。それだけではなく、ふだん使用しない家電製品の電源を入れっぱなしにしておくと、電源がショートするリスクもあります。
安全に家電製品を使うためにも、しばらく使わない家電製品は電源プラグを抜くように習慣づけることです。


電源を抜くのが面倒ならスイッチ付きのタップを利用しよう

節電対策のためにこまめに電源プラグを抜くのは良い方法ですが、その都度電源を差し込んだり抜いたりするのって面倒ですよね。
そんな時は、スイッチ付きのタップを上手に活用してはいかがでしょうか。
スイッチ付きのタップは家電量販店やホームセンター、100円ショップのお店でも販売されています。

これを使えば、電源を差し込んだままでスイッチの部分をオン・オフの切り替えをすれば良いので使い勝手が良いですね。スイッチ付きのタップは、洗濯機やビデオ・DVDデッキなど頻繁に使うけれど、いちいち電源を抜くのが面倒な箇所に使うと良いでしょう。
たかが待機電力とは言えどもされど待機電力だと認識しておくと良いですね。

参考までに一世帯あたりの1年間の待機消費電力についてお伝えしましょう。一般家庭の待機電力消費量は1年で約285kwhと言われています。10年間に換算すると約2850kwhですから、ちりもつもれば山となる!ですよね。
このように小さな節電対策が長いスタンスで見れば、大きな節電・節約につながるわけです。

-暮らしの節約術