
貯金が上手な人とヘタな人との違いは?
2019/07/15
節約上手な人の貯金の裏技の秘密に迫る
毎月同じ給料・同じ生活費でやりくりしていても、貯金が上手な人もいればヘタな人もいます。「節約するには1にも2にも貯金」と考え、地道にお金を貯めようと日々努力していても、思うようにお金が貯まらないと悩む主婦も少なくありません。
貯金するのが得意な人に「貯金するコツは?」と話を聞くと、「ふだんから貯金を先取りするように心がけている」という答えでした。
貯金の先取りといってもあまりピンと来ないかもしれません。節約と貯金のことばかり考えて家計をやりくりしている主婦の多くは、月末になってから余ったお金を計算します。そのお金を貯金にまわすといった感じです。
しかし、貯金が上手な人は最初から貯金に回す金額を決めています。銀行の普通預金口座には生活費が振り込まれ、その口座から毎月何万円は定期預金口座に自動振替されるのです。万が一、生活費が足りない場合は、普通預金の残高が毎月の貯金額を下回ることもあります。その場合は、その月の自動振替はないので貯金ができなくなることもあります。
銀行の定期預金の自動振替を利用すればお金にゆとりがある時は、何もしなくてもお金が自動的に定期預金に貯まるので便利ですよね。
定期預金の先取り貯金にプラスアルファを
銀行の定期預金のメリットは、毎月決まった金額を普通預金通帳からの自動引き落としで定期預金通帳に入金されることです。生活費に余裕がある時は、定期預金通帳に自由に積み立てすることも可能です。つまり、定期預金の先取り貯金にプラスアルファで毎月3000円でも5000円でも入金すれば、貯金がどんどん貯まる仕組みです。毎月の生活費をやりくりして節約するのはなかなか容易ではありませんが、レジャー費・交際接待費・通信費など、減らそうと思えばある程度削減できます。
定期預金の金額がある程度まとまった額になったら、定期預金証書にするのも良いですが、金利はどんどん低下するばかりです。金利上乗せの銀行のスーパー定期預金があれば、乗り換えるのも良いですね。通常の定期預金よりも金利が高くつくのが最大の魅力です。
スーパー定期預金は、預け入れ期間が5年・3年・1年といくつかのタイプがあります。もちろん預入期間が長ければ長いほど金利が高くなるので、最長期間を選択するのが賢いですね。銀行によっても預入期間と金利にはそれぞれ違いがありますので、複数の銀行で比較してはいかがでしょうか。